昨日は、参議院選挙でしたね。
投票日の午前中に父親から電話が入りました。



紙をもらって書こうとしたら、誰の名前を書くか忘れて、書かないで出しちゃった
ま~投票しようと思う気持ちはあったんだから大丈夫だよ

朝一番に投票所に行って、書こうと思ったら支持者を忘れるとは・・・。
朝から笑わせてくれました。
そんな父親ですが、最近何度か薬を正確に飲めていないようでした。
アルツハイマー型認知症の父親「薬の、飲み忘れ問題」
父親は、アルツハイマー型認知症以外の持病はありませんので、朝一度飲む認知症の薬だけです。
飲み忘れても、命にかかわるような事はないと思いますが、万が一大量に飲んでしまってはいけないので・・・。
飲み忘れ防止の為に、カレンダーに薬を貼りました
念の為、カレンダーに薬を貼り付けて来ました。
1日1回の服薬なので、この程度でも大丈夫そうです。
毎朝の電話で、服薬確認をします。
これで暫く様子を見ようと思います。
多種多様な薬を飲んでいる方には、飲み忘れの為に色々な工夫が必要になってくると思います。
- たくさんの種類がある場合は薬を一包化する
- ヘルパーやデイサービスのスタッフに声掛けをしてもらう
- 家族が頃合いを見計らって電話をする
認知症になると、自分の記憶が真実だと思いこみます。
それが、実際は事実でなくてもね。
薬を飲んでいないのに「飲んだ」と言い張る事もあります。
しかし「飲んだ」と記憶しているのも、認知症の本人にとっては事実なんですよね。
介護する側も、そんな事を理解して対応しなければなりません。
強く否定し過ぎると、信頼関係が崩れてしまったり、暴力的な行動に繋がってしまったりする事もあります。
また、環境作りも薬を飲む上で大切な事です。
生活のリズムを整えて、きっちんと三食ご飯を食べて食後の薬を飲む。
本当に、飲めない薬がある場合は、そのままにせずに主治医に報告してください。
医療・介護の専門職の連携で、効果のある服薬が出来るように考えてくれると思います。
また、主治医からの指示で、薬剤師が訪問して服薬状況を確認し服薬指導をしてくれる保険制度もあります。
薬の飲み忘れ防止グッズ
薬の飲み忘れ防止の為にグッズが色々販売されています。
一部を紹介したいと思います。
お薬カレンダー(一週間)
一週間分のお薬がカレンダー式に管理できます。
- 着脱できるポケットでお薬が入れやすく取り出しやすい!
- 1日4回、一週間分のお薬を整理できる!
- 差し込み式で文字表記が変えられます。
- 1つ1つのポケットが取り外し可能。
- お薬を一回分ずつ、ポケットに入れて保管できます。
習慣薬箱(引き出し収納タイプ)
一週間分の薬が朝・昼・晩・寝る前と4つに分かれ、飲みたい分だけ簡単に取り出る薬箱。
毎日飲む薬の管理がしっかりでき、飲み忘れの心配もありません。
1日分ごとにケースが取り外せるので、お出かけする際に持って行くこともできます。
開封しやすい薬袋「ラクしてゴックン」
病院で出された錠剤や粉薬を飲む毎に分けておける薬袋「ラクしてゴックン」です。
日にちや曜日を鉛筆、ボールペン、マジック等で書くことが出来ます。
くすり整理キープケース【1週間分】
一週間分の薬が、朝・昼・夜・寝る前の4種類に分けて収納できるケースです。
服薬支援ロボ
更にハイテクな服薬管理ロボットもあります。

時間になると、声と画面でお知らせしてくれます。
朝の薬と夜の薬を間違えないように、その都度飲む薬だけが出てきます。
こちらは薬局へのレンタルで、個人宅や施設なでに設置されます。
詳細はこちらです→☆
色々は便利グッズを使って、より確実な服薬ができるようになると良いですね。