認知症の父親の初めてのデイサービス
介護サービスを、初めて利用することになったアルツハイマー型認知症の父親。
認知症と判明した記事はこちらです。
-
親の介護がスタートしました「父親は認知症」
いよいよ親の介護が始まりました。 私の父親です。 かなり前の ...
続きを見る
まずは、認知症が進むのを少しでも遅らせるために、デイサービスに通う事にしました。
デイサービスも施設によって、内容も設備も違います。
父親は、認知症以外は歩行・排泄・食事等の問題ありません。
そこで、デイサービスも特浴(機械浴等)がある大規模な施設である必要はありません。
どちらかと言うと、こぢんまりとした施設の方が良いのではないかと思いました。
今回は、そんな父親の初めてのデイサービスについて書きます。
[toc]
ケアマネジャーとの契約
介護保険サービスを利用するには、ケアプランを作成しなければなりません。
介護保険の申請手順はこちらです。
ケアプランに基づいて、毎月の予定表(利用表)を作成します。
その為に、ケアマネジャーと契約をしてケアプラを作成してもらいます。
このケアプランは、本人や家族が作る事も可能です(セルフケアプラン)
しかし、ケアマネジャーに依頼しても、自己負担がかからない事から、ほとんどの方がケアマネジャーに依頼しています。
私は、ケアマネジャーですが、他社のケアマネジャーに父親のケアプランを依頼しました。
ケアマネジャーは、全てこのような介護支援専門員証を持っています。
(5年更新)
本来は、自分が作成しても良いのですが、父親の住まいが私の勤める会社のエリア外である事、関わった事のないエリアだとサービス事業所の特徴をよく知らない事からです。
特養やグループホーム等を持つ、大きな施設のケアマネジャーに父親のケアプランは依頼して契約をしました。
実は、父親のケアマネジャーには私が同業だとは伝えていません💦
デイサービスの見学
父親の様子を見たケアマネジャーから、2カ所のデイサービスを紹介されました。
まずは、見学をしてみようという事になり、姉に連れられて父親が見学してきました。
その結果、お風呂が広くて綺麗だった方のデイサービスを父親が気に入ったようです。
希望の曜日の空きもあり、お願いすることにしました。
デイサービス初日
デイサービスに行く初日は、私が父親の元へ出向きました。
前日までは、行くと言っても当日になって「行かない」という方は時々います。
私も、デイサービスで相談員&管理者をしていましたので分かります。
知らない所に行くのは怖いのですよね。
デイサービスに行くのを嫌がっていた方が、2度目からは待っていてくれたり、回数増をお願いされたりします。
何事も、初めては緊張しますしね。
父親の場合は・・・。
綺麗な若い女性が二人でお迎えに来てくれました。
そうしたら、後ろを振り返らず颯爽と行ってしまいました。
スキップとは言いませんが、軽い足取りで、私の事を振り向きもせずね(笑)
取りあえずは、デイサービスは順調にスタートしました。
デイサービス帰宅後の様子
デイサービスに行っている間に、食材等の買い物を済ませて、洗濯をして自宅に帰ってきました。
デイサービスから戻った父親は、早速私の元へ電話をしてきました。













こんな風にデイサービス初日は無事に終了しました。
認知症の初回としては、まずまずだったと思います。
まとめ
今まではサービス事業者の立場だった私が、利用者の家族になる初めての体験。
色々面白かったです。
デイサービス利用する前に、再度父親と見学に行きました。
その時に、利用している方から「あんた、この人(父親)のケアマネさん?」と聞かれてドキっとしました(笑)
体からケアマネがにじみ出ているのでしょうかね。
姉からは、介護が始まった家族の混乱の様子を見られるし、私なりに楽しんでやっています。
デイサービスの選び方の基本はこちらです!