認知症の症状「見当識障害」
認知症の症状といえば物忘れですが、時間や曜日等分からなくなる見当識障害も代表的な症状の一つです。
父親の場合も、時間や曜日等の「見当識障害」の症状がみられます。
父親の見当識障害
一回目の認知症テストを受けた時(3月末)は、季節は秋で9月だと答えていました。
もちろん曜日も言えませんでした。
先週は、朝の4時半に電話がかかってきました。
早朝だということが分からないのですよね。
時間の見当識障害で困ること
父親の場合、時間の見当識障害で困ったのはこちらです。
- 受診日等の約束を忘れる
- 配食サービスの受け取りを忘れる
- 深夜早朝に関係なく電話をかける
私達は、訪問する日を覚えていることが出来ないので、朝になると「今日来るのか?」と電話がきます。
ほぼ毎日でした。
電話に出られる時ばかりではありません。
出るまで何度も電話してきます(笑)
時間や曜日の見当障害の父親への対応
最初は、カレンダーに私達の訪問日、受診日、弁当が届く日を記入していました。
しかし、カレンダーを見ても、今日が何日で何曜日かわからないので、デジタル式の時計を購入しました。
日付・曜日が表示されるものです。
最初の頃は、この時計を見る癖がなかったので、電話があるたびにこんな会話を繰り返しました。













こんなやり取りを毎日のようにしています。
簡単な質問をして答える練習は有効だと思います。
そうしているうちに、日時で混乱する日も少なくなったような気がします。
(それもいつまで出来るかわかりませんが)
時々は、デジタル時計とカレンダーを眺めているんだろうと思いますね。
時間の見当識障害は、日付や時間が分からなくなるだけでなく、朝なのか夜なのかも分からなくなります。
そのため、朝ごはんを食べたかどうかも分からなくなる事があります。
更に、父親のように季節も分からなくなります。
夏なのに冬の衣類を着ていたりするので、衣類の管理も必要になってきます。
これからの季節は脱水の心配もありますので、目に付くところに出しておく衣類も薄手での物に変えておいた方が良いですね。
今週末は、いよいよ介護サービスを始める為の契約をします。
ケアマネジャーさんとデイサービスの責任者の方とのサービス担当者会議です。
上手く、スタートしてくれると良いのですがね。
介護の仕事についての詳細はこちらです。
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