介護サービスの種類
介護保険では多種多様なサービスがあります。
こちらのページでは、それらの介護サービスついて詳しく説明します。
※作成途中の為、少しずつ増やしていきます。
通所サービス
通所サービスとは、指定を受けた施設にて日帰りで介護を依頼できるサービスです
短時間のリハビリ専門のデイサービス等の一部を除き、食事・入浴等のサービスが受けられます。
車椅子対応型の送迎車等もあり、歩行が困難な方でも利用できます。
日常生活のお世話以外にも、体操や脳トレ等を実施するデイサービスもあり、コミュニケーションの場としても利用されています。
精神面での維持向上、バイタルチェック等も行ってくれるので、日々の健康管理にも役立っています。
また、利用者本人のためだけではなく、一定時間預かってくれるので介護者の負担軽減にもなります。
通所サービスの種類
通所サービスは大きく分けて4つです。
- 通所介護サービス(デイサービス)
- 地域密着型通所介護
- 認知症対応型通所介護
- 通所リハビリテーション(デイケア)
こちらでは、デイサービスを例にとって説明します。
デイサービスの1日の流れ
参考までに、デイサービスの1日の流れ(例)を紹介します。
9:30 | 自宅から送迎車に乗ってデイサービスへ |
10:00 | 到着後、バイタルチェック(血圧・体温等)の後、介助を受けながら入浴(希望者) |
レクリエーション、リハビリ | |
12:00 | 昼食 |
14:00 | 静養時間・脳トレやレクリエーション |
15:00 | おやつタイム |
16:30 | 送迎車に乗って自宅へ |

<デイサービスで受けられるサービス>
・送迎サービス
・看護師による健康チェック
・入浴
・食事
・レクリエーション
・生活相談テキスト
デイサービスの選び方
デイサービスを選ぶポイントはこちらになります。
プログラム内容が合っているか?
デイサービスによって様々なプログラムを用意しています。
趣味重視型
手芸や絵などの創作活動、歌やカラオケなどの音楽活動、将棋やゲームなどの娯楽活動を通してリハビリを行い、機能維持や認知症予防にもなります。
機能訓練重視型
機械を使ったパワーリハビリだけでなく、音楽に合わせたダンスやエクササイズ等で身体機能の維持向上を目指します。
同じ、機能訓練でもやり方は様々です。
自分が楽しくリハビリができるデイサービスを選びたいですね。
送迎の時間(施設の場所)
デイサービスの場所と自宅の距離によって、送迎時間も変わってきます。
車酔いしてしまう場合は、送迎ルートやかかる時間も重要になります。
具体的な送迎方法を確認しておいた方が良いですね。
スタッフの雰囲気
一度は見学をしてみましょう。
スタッフの態度や表情、言葉かけが穏やかかどうかも重要のポイントです。
- 利用者も介護職員も笑顔で過ごしているか?
- 職員がコロコロ変わらないか?
- リハビリが活発に行われているか?
- 施設内の掃除は行き届いているか?
見学の際に、チェックしてみてください。
食事内容
食事は高齢者の楽しみの一つです。
味付けや盛り付けはもちろんのこと、食事制限のある方や、飲み込みが困難な方への食事対応もしているのかも確認しておくと良いです。
最近では、季節の食材を使ったり、行事に合わせたメニューを用意してくれたりするデイサービスもあります。
入浴方法
自宅での入浴が困難で施設を利用される方も多いです。
デイサービスによっては、「個人浴」「大浴場」「特別浴槽」などがあります。
大浴場が苦手な人は、個人浴の対応が出来るかも確認しておくと良いです。
利用金額
デイサービスの規模や体制、介護度によって利用料金にも違いがあります。
また、食事費用やレクリエーションで使用する材料費等の徴収がある施設もあります。
事前に確認して、一か月利用した場合の金額の目安を確認しておくと良いです。
まとめ
新たな趣味や生きがいの発見にもなるデイサービス。
自分一人では億劫になってしまうリハビリや、様々な催し物に参加することができます。
デイサービスに通う事により、新たな出会いがあったり、新しい趣味を発見したりすることもあるかもしれません。
より充実したシニアライフを送るためにも、自分に合ったデイサービスを見つけて欲しいです。
ショートステイ
ショートステイとは、要支援1以上の高齢者が数日~1週間くらいの短期で施設に入所できるサービスのことです。
食事や入浴、そして排泄の介助といった日常生活の介護を行います。
その他、レクリエーションやリハビリなどのサービスも受けられます。
ショートステイの種類
介護保険上ではショートステイには「短期入所生活介護」と「短期入所療養介護」の2種類があります。
ショートステイが受けられる施設はこちらです。
(介護予防)短期入所生活介護が受けられる施設
- 特別養護老人ホーム
- 有料老人ホーム
- ショートステイ専門施設
(介護予防)短期入所療養介護が受けられる施設
- 介護老人保健施設
- 介護療養型医療施設
介護保険適用外のショートステイのサービスが受けられる施設
- 有料老人ホーム
ショートステイ利用条件
要支援1以上の認定を受けた方が対象となります。
要支援度・要介護度に応じてひと月当たりの利用上限日数が決められています。
ショートステイの一日の流れ
ショートステイの1日の流れです。
施設によって、違いはあると思いますが例として記載しておきます。
6:30起床・排泄・着替え・整容
7:30朝食
9:00テレビをみてくつろいだり、レクリエーション
9:00入浴
12:00昼食
13:30レクリエーションなど
15:00おやつ、休憩
18:00夕食
20:00就寝(それぞれの部屋へ)
ショートステイの選び方
種類を決める
ショートステイには状態が安定しているときに利用する「短期入所生活介護」と、医療的な管理が必要なときに利用する「短期入所療養介護」の2種類があります。
まずは、そのどちらにするか決めます。
施設の形態・料金を決める
施設によって「単独型」「併設型」「ユニット型」等があります。
大部屋か個室かによって、利用料金(自己負担金)も違います。
ケア内容によって決める
施設によっては、嗜好品(タバコ)等を受け入れられない場合もあります。
リハビリやレクリエーションに力を入れている施設もあります。
スタッフが充実している時間の昼食時に見学に行くと、スタッフも利用している入居者も見られて、雰囲気をつかみやすいと思います。
まとめ
ショートステイを利用する前に、かならず見学をしてみましょう。
スタッフの対応、施設の環境整備、食事の内容等を確認してみてから、まずは1泊から利用してみたら良いと思います。