親の介護(ブログ)

父親はアルツハイマー型認知症でした

父親はアルツハイマー型認知症でした

認知症の症状が出ていた父親のことについて書きたいと思います。

認知症の診断結果

一般的な認知症テストを受けました。
そこでは、半分以上正しく答えることができませんでした。

認知症テスト以外には、こちらの検査をしました。

  • 血圧
  • 血液検査
  • 外傷を含む身体チェック

転倒して、頭を打った影響で脳内に血液がたまり、1~3か月後に認知障害が出現することがあります。

以前、担当していた利用者の方で、夜間トイレに行く際に転倒して、頭部打撲による慢性硬膜下血腫により歩行障害になってしまった方がいました。
家族は転倒したことを気が付かず、なぜ急に歩けなくなったのか理由がわからなかったようでした。

高齢者には、割と多い症状です。

そこで、父親は何が原因で認知症の症状が出ているのか?
調べるために、大きな病院でMRI検査をしました。

その結果、アルツハイマー型認知症と診断されました。

🔗認知症のテストをあなたも受けてみませんか?⇒認知症自己診断テスト

認知症を起こす病気

認知症を起こす病気は大きく分けて3つのグループに分けられます。

  • 神経変性疾患(脳の神経細胞がゆっくりと死んでゆく)
  • 脳血管性認知症(脳の血管の病気が原因)
  • その他の原因(精神疾患・脳外科疾患・内科疾患が原因)

 

父親のアルツハイマー型認知症は、神経変性疾患の一種です。
認知症の中で半数を占めると言われているくらい多いです。

認知症は高齢者だけの病気ではない

認知症を発症するのは65歳以上の高齢者が殆どですが、それより若い人にも多い病気です。
お友達のお母さんが50代で発症しています。

かなり前の話になりますが・・・。
私の知り合いで、押入れからたくさんの着物の反物が出てきたことがありました。
普段、着物を着用しているわけでもありません。

家族も気が付かないうちに、アルツハイマー型認知症を発症していて、家にくる訪問販売員から毎回反物を買っていたんです。

訪問販売員も、良いお得意さんができて、しめしめと次から次へと運んできたようです。
本人は、話を親身に聞いてくれる良い人と、喜んで家に招き入れていました。

おかしいと気が付いたのは、生活費用の普通預金の残高がほとんど0なっていて、慌てた家族が調べて判明。

夫は、仕事で忙しく、娘もほとんど家におらず、母親とあまり会話をしていなかったので発見が遅れました。

同居していても気薄な関係だとこういうことになる場合もありますね。
今までは、見られなかった行動があった場合は、要注意です。
因みに、この方の発症は50代です。

過去記事:親の認知症チェックポイントより

私も50代、他人事ではありません。

認知症の症状とは?

ドクターの話によると、父親の認知症の程度は中等度とのことでした。
中等度とはどの程度の症状があるのか?

症状をこちらに記載しました。

軽度アルツハイマー型認知症

  • お金の計算や管理に問題が生じる
  • 同じ質問を何度もする
  • 物を失くしたり、置き忘れたりする
  • 気質が変わってくる
  • 迷子になる
  • その他

中等度アルツハイマー型認知症

  • 新しいことを覚えられなくなる
  • 家族や友人を忘れてしまうことがある
  • 記憶障害が軽度に比べて悪化する
  • 幻覚・妄想
  • 複数の手順が必要になることが出来なくなる
  • その他

高度アルツハイマー型認知症

  • 排便や排尿障害
  • コミュニケーションが取れなくなる
  • 食事が飲み込みにくくなる
  • 寝ている時間が増える
  • 体重が減る
  • 感染症にかかりやすくなる
  • その他

中等度の父親の症状は、まさに記載した通りです。

詳しい症状はこちらです。

【認知症の父親】出来ること、出来ないこと

アルツハイマー型認知症の父親の現在 認知症と診断された父親。 ...

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