遺骨の新しい納骨先
前回は、墓じまいについて書きました。
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墓じまいのやり方、費用などのことを調べてみた
墓じまいって何? 父親が胆管癌になる前から、墓じまいの事は姉 ...
墓じまいにをした後の遺骨をどこに移すか?
新しい納骨先は色々あるようです。
その中から、墓じまい後の納骨先を決めました。
目次
永代供養墓
屋外にある供養墓(供養塔)の地下(半地下)にある納骨室に納めます。
承継者に代って、墓地の管理者が遺骨を管理・供養してくれます。
保管方法は、骨壺ごとに保管するものや、骨壺からだして合祀とするものがあります。
一定期間は個別に保管して、定められた期間を過ぎたら合祀という場合もあります。
予算や希望を踏まえて決めることになります。
基本的に、年間管理費はかからず、最初に一括して支払い、後は全てお任せできるタイプです。
納骨堂
建物の中に、遺骨や骨壺を収蔵できるスペースがたくさん立ち並んでいます。
例えるなら、一般的な屋外のお墓が戸建てなら、納骨堂はマンションのような感じですかね。
タイプもいくつかあります。
- ロッカー式
- 仏壇式
- 自動搬送式
私の知り合いも、納骨堂に遺骨を移しました。
雨の日のお墓参りも苦にならないと言っていましたね。
比較的、交通の便が良い場所にある事が多く、お墓参りがしやすいようです。
散骨する
遺骨を粉骨して、故人の希望の場所に撒く事です。
- 海洋散骨
- 宇宙葬
- 樹木葬(木や草花の下に埋める)
私の友人は、空に散骨して欲しいと言っていました。
手元に置く
最近では、お墓を持たずに自宅で保管している人も多いようです。
49日過ぎたら納骨し、位牌だけを持ち帰り仏壇の置くという事も減ってきているのでしょうかね。
墓封じ
墓封じという方法があることを、初めて住職から聞きました。
お墓を更地に戻して、その下に遺骨を直に埋めて封じる事だそうです。
土に返すってことですね。
我が家のように、公営墓地で最初にまとまったお金を支払えば、年間管理費がかからないようなお墓の場合は、一番お金がかからない方法だと言われました。
時間が経つにつれ、草や生えたり、花が咲いたりするでしょう。
それが墓封じですね。
我が家の場合
色々と住職に教えて頂いて、我が家ではお寺で管理・供養してもらう方法(永代供養)にしようと思います。
お墓から永代供養墓に移した場合、費用は骨壺1つに対して年間1万円です。
30年供養してもらう場合は、30万円を最初に一括で支払います。
我が家のお墓には、3人の遺骨が入っていますので、30万円×3人で90万円になります。
父親を入れたら120万円です。
予想以上にかかるなと思ったら、住職から「親子は一緒の骨壺に入れるのもありですよ」と言われました。
「親子の仲が悪かったならともかく、仲良く一緒に入れる方もいますよ」と・・・。
その場合は、3人入っていても骨壺が一つなので、料金もそのようになると。
祖母は、一番心配をかけた長男である父親のことを一番気にかけていました。
死ぬ間際にも名前を呼んでいました。
面倒を見ていた次男である叔父が焼きもちをやくほどにね。
一緒でも良いかなと思いました。
私達にとって、永代供養墓が一番安心できる方法だと思いました。
私達は、まだまだ元気で過ごしていますので、早急にやらねばならない事ではありません。
しかし、墓じまいについては知らない事が多すぎたので、色々な方法がある事、どれくらいの費用がかかるのか、知れただけでも気持ちが楽になりました。
実際に、墓じまいが済んだら、改めて追記したいと思います。
いつかはやらねばならない墓じまいについて書きました。
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