墓じまいって何?
父親が胆管癌になる前から、墓じまいの事は姉と相談していました。
父親が入る予定のお墓には、祖父母の他に私達の知らないご先祖様が入っています。
私も姉も嫁ぎ先のお墓に入る予定なので、最後に入るのは父親です。
そうなると、私達が死んだ後のお墓の事が気になります。
残された子供たちに負担を掛けたくないという気持ちが大きいです。
出来るだけ元気なうちに、墓じまいしたいと思っていました。
そこで、自分なりに調べた事、住職に教えて頂いた事を元に「墓じまい」について書いてみたいと思います。
目次
墓じまいとは
墓じまいとは、遺骨の引っ越しです。
墓石を撤去して、更地にして使用権を返す事です。
墓じまいする理由
墓じまいする理由は様々だと思っています。
墓じまいする理由
- お墓が遠くにある
- 高齢になり墓参りが行けない
- お墓を継ぐ人がいない
私達のように、お墓を継ぐ人がいないために墓じまいする人も多いようです。
墓じまいの方法
専門の業者にやって頂くことになります。
墓じまいの流れ
- 現地でお墓の確認(遺骨の状態・遺骨の数等)
- 遺骨の行き先を決める(永代供養・手元供養・散骨等)
- 行政手続き(改葬許可書の交付)
- 法要を行い、遺骨を取り出す
- 墓石の解体・撤去
墓じまいの費用
気になる費用ですが・・・。
【わたしたちの墓じまい】ホームページによると・・・。
墓を更地にする
1㎡まで 130,000円
1.1㎡~2㎡ 190,000円
2.1㎡~3㎡ 250,000円
※山岳地や基礎の高さにより値段は変わるようです
※平均的なお墓の大きさは1.1㎡~2㎡
お寺の墓地を墓じまいして、他に遺骨を移す場合には、お寺へ「離檀料」を支払う事になるようです。
我が家の場合は、市営霊園なのでその費用はかからないようです。
その他に、行政の手続きを代行してもらう場合は、その費用やお寺のお布施も数万円かかると思います。
また、自治体や墓地の管理者から必要な証明書をもらうには数百円~千円程度の手数料がかかる場合もあるようです。
詳しくは自治体等にお問い合わせください。
考えておくことは2つ
墓じまいで事前に考えておくことは2つです。
- お墓の返還
- 遺骨の移動先
お墓を更地にすること、そして取り出した遺骨をどこに納めるのか?
この2点ですね。
我が家の場合
我が家の場合は平均的な大きさだと思うので、20万円程度かかると思っていた方が良いですね。
今度、ちゃんと測ってこようと思います。
この他に、法要や遺骨の保管方法によって、永代供養の費用がかかります。
その永代供養の方法で悩んだので、住職に相談に行ったんです。
そこで、初めて耳にした墓じまいの方法も聞くことが出来ました。
長くなりましたので、次回に続きます。