胆管癌末期の父親の転院先を決める
アルツハイマー型認知症で胆管癌末期の父親の転院先を決めため、医療相談室のケースワーカーさんと面談をしてきました。
アルツハイマー型認知症の父親のことはこちらから。
胆管癌についてはこちらに詳しく書いています。
目次
医療相談室のソーシャルワーカーさんとの面談
父親の入院している病院は、地域の基幹病院なのでかなり大きな病院です。
何と言っても、内科外来の診察室が40室程もあるのです!!
モニターに写される番号を確認して、診察室に入るのですが、どのモニターを見たら良いのかも最初は戸惑ってしまった程です。
本人と家族の状況確認
まずは、本人と介護者である私達姉妹の状況確認です。
- 住んでいる場所
- 家族構成
- 仕事
- 勤務時間
- 休日
- その他
もちろん金銭的なことも含めてですね。
本人と家族の要望
本人は、認知症なので、ほぼ介護者である私達の要望確認です。
退院後はどうしたいか?
主に、この4つに絞られました。
- 自宅で介護する
- 老人保健施設(老健)
- 介護療養病床(介護療養型医療施設)
- 医療療養病床
因みに、老人保健施設とは、
要介護1以上の高齢者が自宅復帰できるように、医学的管理の元で看護・介護を提供する施設です。
そして、介護療養病床(介護療養型医療施設)とは
比較的重度の要介護1以上の高齢者に対し、充実した医療処置とリハビリを提供する施設です。
病院と併設されていることが多いです。
医療療養病床とは
慢性期の方が入院する病床で、病状が安定している長期療養患者のうち、密度の高い医学管理を必要とする人の施設
独居のため、自宅に帰ることは早々に除外です。
残るは、老人保健施設か介護療養病床(介護療養型医療施設)・医療療養病床か?
この老人保健施設と介護療養病床(介護療養型医療施設)は、介護保険3施設と呼ばれるものです。
因みに、もう1つは特別養護老人ホーム(特養)です。
医療療養病床は医療保険が適用になります。
介護老人保健施設と療養型施設の違いは?
介護老人保健施設も療養病床の特徴はどちらもこの3つです。
- 医療ケアが充実
- 機能訓練が充実
- レクリエーション等のお楽しみは少ない
そこで、退所の条件を確認しました。
老人保健施設 ➡ 3~6か月を目安
療養病床 ➡ 心身の状態が改善してきた場合
どちらも、特別養護老人ホームのように終身制ではなく、心身の状態が改善してきた場合には、退所を求められるということですね。
そうなると、医療療養病床の場合は、末期癌の父親の状況が良くなるとは考えにくいので、最後までお世話になることになると思います。
老人保健施設だと、医療的なケアはしてくれますが、モルヒネ等を投与することになったら、病院へ転院となるそうです。
認知症のために、その場所に慣れるまでに相当な期間を要しますので、そんな事も含めて考えました。
結論
父親の場合は、在宅復帰は難しいので、医療療養病床を希望しました。
住んでいる地域には空きがないので、車で30~1時間程度離れた施設を紹介されました。
老健施設も医療療養病床も、ベッド数が少ないので、なかなか入居するのが難しい状況だと思います。
帰りに、父親の様子を見に行くと、髭を剃って綺麗な顔に♬
そこで爆弾発言が!!




お風呂に入れてもらったり、食事に世話をしてくれる人を、彼女だと思っているのでしょうかね(笑)

優しい人がいるんだよ

そう話してくれました。
病院にもすっかり慣れたようでした。
また、いつものおやつと飲み物をナースステーションに預けて帰ってきました。
また、来月までには行き先が決まると思いますので、その時には報告したいと思います。
それでは!
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