アルツハイマー型認知症の父親との口喧嘩
前回の記事で、父親がショートステイを嫌がった記事を書きました。
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ショートステイに行きたくないと言ったアルツハイマー型認知症の父親
アルツハイマー型認知症の父親がショートステイを初利用 施設入 ...
続編になります。
ケアマネジャーの訪問時の出来事
介護保険法では、最低でも月に一度は、ケアマネジャーは利用者の家を訪問しなければならない事になっています。
(介護予防の場合は三ヵ月に一度)
父親のケアマネジャーも、来月の予定の確認とモニタリングの為に毎月来てくれています。
先日は、ショートステイの責任者の方と一緒でした。
父親と、約束の時間まで待っている間に、ちょっと意地悪をしちゃいました。







行かないったら行かない!!
(声が大きくなる)


だれも来なくても良いんだ!
ここで、ちょっと意地悪したくなっちゃった(笑)


三時間近くもかけて来ているのに、じゃあもう来ないね


二度と来ませんから

私がそう言うと、プイっと怒って外に出て行った父親。
ちょっと意地悪しちゃったなと思ったけれど、私はスッキリしました(笑)
私は、父親が散歩している間に洗濯物を片付けていました。
気持ちが落ち着いてから
10分程経った頃に、庭の草を眺めていた父親の顔色が戻っている事を確認して声を掛けました。

お茶でも飲まない?

そう言って、家に上がりました。
もう怒っていた事も忘れちゃったんでしょうね。
それからケアマネジャーとショートステイの責任者の方が来られて、来月の予定を確認していきました。
「来月もショートステイが入っていますので、○○さん(父親)来てくださいね」
そう言われて、ニコニコしながら
「わかった!」
そう返事した父親にびっくりです。
どこまで愛想が良いんだ(笑)
まとめ
認知症の親との付き合い方って、難しいですよね。
混乱・怒り・絶望・・・。
様々な問題や感情が、次から次へとやってきます。
一つ一つを大きな問題と捉えずに、面白いエピソードと思ってある程度流す事も大事です。
認知症の介護は「今までの暮らしから行動を推測する介護」です。
回答は一つではありませんし、その都度正解が変わる事もあるでしょう。
本人も家族も、とても根気がいります。
時には愚痴を吐いたり、酷い言葉を言ってしまったりすることもあるでしょう。
幸いな事に、それを言われた本人は忘れてしまうこと。
それで良好な親子関係が維持できて、私はありがたいと思っています。
暴言があった時は、クールダウンの為の距離をとる
ケアマネジャーをはじめとして、利用しているサービスの担当者に、相談に乗ってもらったり愚痴を聞いてもらったりするのも時には必要ですよ。
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